「ねぇウィロー」

「なんスか?」

「なんでナニナニ〜ッスって言うようになったの?」

「……ははぁ、司はいい所に気が付くッスね。少し長くなるッスよ?」

「いいよ」

「では……………こう…………………………マリーに近づくのに何かしらキャラ作りをしとかないといけないなと思った末の事ッス」

「短ッ!? しかも内容無いし!!」

司が呆れていると、ウィローが司の肩に手を置いて言う。

「人間、そんな感じで人生が決まるッスよ……学校に通っていた間は完全にパシリで通っていましたッスから」

「オーイ、ウィロー!! ビールが切れたからロベルタんとこ行って買って来い!!」

「……」

「……了解ッス!!」

走り去るウィローを見ながら、司は究極の上下関係を築く軍隊なんかにいても大丈夫なのかと、他人事ながら心配した。


【名前】
ウィロー・ホプキンス

【種族】
オオカミ獣人

【性別】


【年齢】
21歳

【身長】
181センチ

【体重】
86キロ

【使用武器】
M1873 (ウィンチェスター社のデッドコピー)
エコガン モデル1 (RI社製)
【座右の銘】

外柔内剛





モルタージュ王国第1航空隊”ウォードック”の一員。ウォードク隊が設立されるまではモルタージュ王国親衛隊員だった。語尾に”ッス”と付ける癖があり、これは公の場でも我慢する事が出来ないようだ。普段はひょうきん者で通っているが、意外に思慮深い所がある。親が彼等の世界に1つしかないタバコ会社の社長であるせいか、ウォードック隊の中で唯一タバコを吸う。ただし周りに配慮してニコチンやタールはほとんど入っていない。使用武器はウィンチェスターM1873ライフル。モルタージュ王国狩猟大会で最年少優勝者となった事がある。





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